【結論】飲食フランチャイズの収支が合わなくなる本当の理由は「本部が悪いから」ではない。数字が“理想条件”で組まれている前提を、現実として受け取ってしまうからである
飲食フランチャイズは、
独立を考える人にとって
一見とても魅力的に映ります。
・未経験でもできそう
・ブランド力がある
・ノウハウが揃っている
しかし実際には、
「聞いていた収支と全然違う」
と感じる加盟者は少なくありません。
これは詐欺でも、
個人の努力不足でもありません。
フランチャイズの収支は、ズレやすい構造
になっているのです。
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なぜフランチャイズの収支は現実とズレるのか
収支モデルは「うまくいった場合」で作られている
本部が提示する収支表は、
多くの場合こうです。
・平均売上
・想定客数
・標準人件費
これは、
理想条件が重なった場合のモデル。
・立地が平均以上
・人材が安定
・トラブルなし
この前提が一つ崩れるだけで、
収支は簡単に合わなくなります。
「平均」はあなたの現実ではない
フランチャイズで最も危険なのが、
この誤解です。
・平均売上=自分の売上
・平均利益=自分の利益
しかし実際には、
・平均以下の立地
・平均以下の人材
・平均以上の疲労
になるケースの方が多い。
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見落とされがちなコストの正体
ロイヤリティは固定で出ていく
売上が良くても悪くても、
ロイヤリティは発生します。
・定率
・定額
・広告分担金
売上が落ちた月ほど、
重くのしかかる固定費
になります。
人件費と現場負担は想定以上
・人手不足
・採用難
・教育コスト
これらは、
収支表には薄くしか書かれていません。
結果、
オーナー自身が現場に入り、
労働で赤字を埋める構造
になります。
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フランチャイズ特有の「抜けにくさ」
やめたくても簡単にやめられない
・契約期間
・違約金
・原状回復
撤退には、
想像以上のコストがかかります。
「合わなかったらやめればいい」
は、現実的ではありません。
価格も経営判断も自由がない
・値上げできない
・営業時間を変えられない
・メニューを絞れない
収支が合わなくても、
自分で構造を変えられない
のがフランチャイズです。
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収支が崩れやすい典型パターン
パターン① 最初からフル稼働前提
・人が揃う
・売上が立つ
・トラブルがない
この前提で借入を組むと、
少しのズレで赤字に転落します。
パターン② 本部の成功例を自分に当てはめる
・直営店
・好立地
・ベテラン運営
これと同じ結果を
個人が出せるとは限りません。
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フランチャイズが向いている人・向いていない人
向いている人
・長時間現場に立てる
・指示通り動くのが苦でない
・独自色を出したくない
向いていない人
・自由に経営したい
・数字を自分で動かしたい
・将来の撤退を重視したい
フランチャイズは、
経営というより「運営」
に近い側面があります。
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加盟前に必ず確認すべき3つの視点
① 売上が半分でも耐えられるか
収支表の
・70%
・50%
この数字で、
生活と返済が成り立つか。
ここを見ない加盟は、
非常に危険です。
② 自分が抜けたらどうなるか
・人を入れたら赤字
・自分が入らないと回らない
この構造なら、
老後まで続きません。
③ 撤退時の条件を理解しているか
・違約金
・解約条件
・撤退後の負債
ここを見ずに契約する人が、
最も多いです。
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専門家コメント|株式会社はじ丸 代表取締役 西川武志
フランチャイズが悪いのではありません。
問題は、
「自分の人生に合うか」を考えずに契約すること。
収支が合うかどうか以上に、
・やめられるか
・続けられるか
・縛られすぎないか
ここを見ないと、
後から身動きが取れなくなります。
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よくある質問(FAQ)
Q1. フランチャイズなら失敗しにくいですか?
A. 失敗しにくい保証はありません。構造次第です。
Q2. 本部の収支表は信用できますか?
A. 参考にはなりますが、現実そのままではありません。
Q3. 未経験でも大丈夫ですか?
A. 運営は可能ですが、体力・精神負担は大きいです。
Q4. 脱サラ向きですか?
A. 安定志向なら向きますが、自由を求める人には不向きです。
Q5. 一番危険な判断は?
A. 「本部が言うから大丈夫」と思い込むことです。
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まとめ|フランチャイズの収支は「現実補正」が必須
飲食フランチャイズの収支は、
机上では成立します。
しかし現場では、
・人
・体力
・精神
・自由度
これらが
確実に削られます。
最後に、
この問いを考えてください。
「このフランチャイズは、最悪の想定でも自分の人生を壊さないか?」
この問いに
即答できない契約は、
慎重になるべきです。
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