【元会社員】「木戸口さんから買いたい」他社から乗り換えられた施設も。人と交わり、自分の裁量で世界を広げる移動スーパーの醍醐味(バロー伊勢店・木戸口さん)

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私が移動スーパーを始めた理由

テレビ番組で移動スーパーの特集を目にしたことがきっかけで、この仕事を知った木戸口さん。元々おじいちゃんやおばあちゃんが大好きだったこともあり、お客様に優しくして喜んでもらい、ダイレクトに感謝を伝えられる働き方に「こんなに楽しく仕事ができる場所があるのか」と胸を打たれました。

ちょうど3人のお子様たちの手がかからなくなり、お金の面でも一息ついたタイミングが重なったことも後押しとなりました。他社とも比較検討しましたが、『はじ丸』は自分で自由に価格を決められる裁量の大きさがあり、売れ残り(ロス)になりそうな商品も自分の判断で金額を動かしてリスクを減らせる高い自由度に魅力を感じ、開業を決断しました。現在は三重県のバローみえ高見店を拠点に、日々やりがいを持ってトラックを走らせています。

3つの質問で知る、移動スーパーのリアル

Q. 運営していく中での、一番の「成功体験」を教えてください。

―― たまたま他社の移動スーパーが3年ほど毎週運行していた施設に、それとは知らずに営業をかけた時のことです。施設のスタッフの方と一生懸命にお話をさせていただいているうちに、私という人間そのものを気に入ってくださり、「来月から『はじ丸(木戸口さん)』にするわ」と言って他社から切り替えていただいたんです。今ではそこもお付き合いが3年ほどになり、1箇所だけでものすごい売上を上げてくれる大切な拠点になっています。「自分から買いたい」と言っていただけたことは本当に嬉しかったです。

Q. 本部からのサポートや、日々の接客でのこだわりはいかがですか?

―― 自分自身、ゼロから新しい販売ルートを開拓した経験がなかったので、本部が施設へのアポ取りや営業のきっかけ作りを裏方でしっかりとサポートしてくれる点は本当に助かっています。日々の接客で一番心がけているのは、お買い物される方の気持ちになって、真心を持って接することです。「これを持っていったら喜んでくれるんじゃないかな」と、常にお客様の笑顔を想像しながら工夫を重ねています。

Q. サラリーマン時代と比べて、ご自身の人生にどんな変化がありましたか?

―― 世界がむちゃくちゃ広がりました。サラリーマン時代は会社の人や限られた業者さんなど、毎日同じ人とだけ会い、限られた考え方の中で動く日々でした。しかしこの仕事を始めてからは、普通に生きていたら絶対に交わることがなかったような多くの人たちと出会うことができ、毎日が新鮮で、ものすごい解放感があります。自分の考えを持って前に進められる環境は、失敗も含めてすべて自分で納得して収められるので、本当に楽しいです。

木戸口オーナーから、未来の仲間へのメッセージ

移動スーパーという仕事は、楽しいことや嬉しいことばかりではなく、もちろん大変なこともたくさんあります。しかし、どんな仕事であっても初めて挑戦する時は大変なことしかないはずです。

この仕事は、何よりも「人間性」がむちゃくちゃ大事な世界だと実感しています。おじいちゃんおばあちゃんに真心を持って接することが自然にできる方であれば、きっと成功できる仕事です。楽しい反面、命や生活を預かる大きな責任感も伴いますが、自分の気持ちさえしっかり持っていれば、ダイレクトに喜んでもらえる最高の瞬間をたくさん味わえます。ぜひ一歩を踏み出して、この楽しさを体感してほしいと思います。

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